FC2ブログ

第10回東北訪問 (2014年3月)の記事 (2/2)

初めてのはり灸ボランティア

初めまして。今回の第10回訪問からはり灸レンジャーの活動に参加した坂口友亮です。
はり灸レッド舟橋先生からのお誘いで同行させていただく事になりました。
なお活動カラーについては、専門学校を卒業したばかりなので初心者マークの若葉色“ライトグリーン”をいただいています。

今回は初日と二日目の活動に参加しました。
初めて下りたつ仙台空港、南三陸町の防災庁舎、そして仮設住宅でのはり灸治療…とにかく初めて尽くしで、あっという間の二日間でした。

そこで感じたのが、「本当にここでテレビで見たような地震が起きたのだろうか」という事です。
訪れる場所、接する人から伝わってくるイメージが事前に想像していたものとは異なっていました。
ある種落ち着いた雰囲気さえ感じられます。

なぜギャップを感じるのか…
帰宅してその事について考えるうちに、「私の東日本に対する認識が三年遅れていた」という事に気付きました。

東日本大震災から三年が経ち、今年で四年目を迎えます。
状況は刻々と変化し、取り組むべき課題も時間と共に変わっていく。
当たり前の事ですが、現実のものとして捉えていなかったように思います。

東北が今直面している問題の一つに、住宅建設の遅れがあります。
19年前に阪神淡路大震災が起きた時、私は大阪に住んでいました。
近所の広い公園の一角にプレハブの仮設住宅があり、完全に無くなるまで震災から5,6年はかかっていたのではないでしょうか。
まだしばらく仮設住宅での暮らしは続きそうです。
そこに、はり灸レンジャーの訪問する意義がある、と感じました。

今回参加して、東北の今を現実のものとして知ることが出来ました。
そして、少しではありますが私の中に南三陸町と気仙沼へのつながりが生まれました。
はり灸の技術を身につける為に日々努力し、その技術を次回訪問した時に東北の方に提供できればと思います。

(坂口)

坂口友亮20140324

4年目の東北を訪れて

はり灸レンジャー グリーンの吉村早也香です。

この度は震災から4年目の東北を訪れることができました。
その中で、今回自分なりに注目していたのが現在の”仮設住宅での暮らし”です。
今回初めて訪れた大谷中学校の仮設や、入谷仮設で被災された方の最近の暮らしぶりについてお話をお聞きすることができました。

キーワードは仮設住宅住民同士のコミュニケーションです。
仮設住宅は本来”仮”のものであって、出て行くタイミングはそれぞれになります。
新しく移り住む住宅に、この先ずっと住むつもりで移り住むのと、一時的な仮住まいとではまるで気持ちが違うと思います。
そこで生まれるコミュニケーションにも大きく関わる問題だということを考えざるを得ません。
身内や内輪でかたまってしまい、なかなか他人の入る余地がなかったり、その輪に入る元気がなかったり・・・
これは別に仮設云々という話ではなく、日常的にごくごく見られるものでもあります。
それぞれ被災されたお一人お一人抱えている問題はさまざまで、複雑に入り組んでいる様子を垣間見ることとなりました。

また、今回の活動の中で気仙沼の「防潮堤を勉強する会」の発起人でもある三浦友幸さんにお話も伺うことができました。
伺ったお話の大まかな流れが書いてある記事を見つけましたので、以下のリンクをぜひご覧ください。
http://giant-seawall.org/2013/12/24/742/

活動を終えて、東北 被災地の”復興”の意味を今一度考えてみました。
復興とは「以前の姿や勢いを取り戻す」という意味がありますが、いろんな意味で以前の姿に戻せるものとそうでないものがあります。
新しいまちづくりが難航しています。もし自分の町が同じような状況だったら、自分は何ができるのかな・・・と考えてしまいました。
しかし「防潮堤を勉強する会」のように、まずは私たちが「知る」ことから始まるのだと思います。そして知ったことを広めて形にしていくことです。
この地道な積み重ねてを丁寧にしていくことが、人々に今求められているのだと思います。

吉村早也香

吉村早也香20140324

第10回訪問(2014年3月)の活動記録

震災より3年、はり灸レンジャーとしては節目の10回目の訪問となりました。
被災地の現状を垣間見ることができました。
またこれからも活動は続けていきます。

3月23日(日)
メンバー6人、各々の交通手段で仙台集合後、レンタカーにて気仙沼へ
大谷中学校仮設住宅 18人施術
気仙沼まちづくり支援センター三浦友幸さんよりレクチャー
気仙沼にて泊

3月24日(月)
NPO法人奏海の杜に案内いただく
入谷福祉仮設住宅 10人施術
南三陸町関係者 11人施術
メンバー4人は帰宅
ささえ愛山元(新事務所)にて泊

3月25日(火)
山元町 ささえ愛山元 15人施術
仙台市 CILたすけっと 2人施術

計56人施術


活動内容の詳細、各メンバーの感想、被災地の声などは、
また順次投稿していきます。

大谷中学校仮設住宅
 

第10回訪問の予定

 東北大震災からまもなく3年。まだまだ仮設住宅暮らしを余儀なくされ、慣れない生活に身体の不調も次々と出てくることかと思います。そんな被災者の方に、鍼灸治療とセルフケアを提供したいという思いの「はり灸レンジャー」も節目の10回目の訪問となりました。また新たなメンバーも加わって、参上いたします!

【活動期間】
2014年3月23日(日)~3月25日(火)

【参加者】
舟橋寛延 (鍼灸師・サンリ治療院 院長)
吉村早也香(鍼灸師・サンリ治療院 勤務)
吉村美陽子(看護師・保健師)
鈴木一成 (鍼灸マッサージ師)
坂口友亮 (鍼灸師予定)
森川真二 (鍼灸師・SORA鍼灸院 院長)

【活動予定】
3/23(日)
宮城県気仙沼市(大谷中学校仮設住宅)
気仙沼にて宿泊

3/24(月)
宮城県南三陸町・登米市
山元町にて宿泊

3/25(火)
宮城県山元町(ささえ愛山元)
宮城県仙台市 

訪問場所等、詳細決まりましたら、また更新していきます。
春の嵐は呼びませんように…