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鍼灸の役目

 被災地で抱えている問題は、私たちの身の回りでも起こることです。震災によって、より浮き彫りになります。それは、身体の不調もしかり。その治療ポイントも、より明白になります。

 問診にて、「一番つらいところは?」とお伺いすると、腰痛、肩こり、しびれ、膝の痛みなど、やはり痛みの症状をよく訴えられます。鍼灸治療が、そういった痛みやコリに対して効くというイメージもあるのかもしれません。痛みが生命に左右することは少ないですが、活動性や意欲の低下にもつながるので、おろそかにはできません。また、痛みの陰には、内臓の疾患や不調もあるので、注意深く診ていきます。こういった痛みのつらさに対しては、鍼灸治療に即効性もあるので、セルフケアと共に1回の治療でも価値があります。

 さらに詳しくお話を伺いお身体を拝見していくと、不眠症やめまい、夜間頻尿などの症状も多く聞かれます。睡眠障害は、生命にも関わるような重大な疾患のリスクを高めることも知られているので、要注意です。慣れない仮設住宅暮らしやこの先の不安など、環境や精神的なことも大きく影響してくるでしょう。しかし、身体の不調からくるものもあります。そういった部分へのアプローチは、日頃のケアが重要になってくるので、セルフケアをお願いします。東北の人はまじめな方も多く、自己ケアをよくされて、次に訪問したときに改善されていることも聞きます。継続して治療できるのは、治療師にとっても、安心です。

 振り返れば、被災地のボランティア治療は、日常の治療にもつながることです。被災地だから、治療院だから、と関係なく、どこでも誰に対しても施術が行なえる、鍼灸治療の良さや役目もまた改めて実感しました。

(森川)

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