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初めての被災地訪問

今回、はり灸レンジャーの活動に初めて同行させて頂きました木村智美と申します。
私は、9月17日(登米市)と18日(南三陸町)の活動に参加しました。

登米市では、被災地障がい者センター・南三陸の方々に大変お世話になりました。施術先へ向け車での移動中には、職員さんがご自身の体験を惜しみなく話して下さいました。被災された状況、避難所生活、自衛隊員への感謝…現仮設住宅での生活、今後の課題。
色々伺った中で、これはやっておこうと思った事があります。「もしもの場合を想定しての家族間の話し合いを、何も起きていない時から決めておいた方が良いです。」家族や親戚に、いざという時にはどこの避難所に行く…とか、その避難所が危なければこちらに行く…等、停電で連絡が途絶えてもあらかじめ把握できる為だそうです。私が住む飛騨高山では、平成16年には台風23号により一部に被害が出ました。身近に災害が発生してなお、自宅が巻き込まれる事を想定していませんでした。家族間の話し合いは難しくないと思うので、宜しければブログを読まれた方も参考にして下さい。

活動の感想ですが、ボランティアと聞くと、何だか人の役に立てるように思っていたのですが、実際に自分が活動して思ったのは、日頃の行いがそのまま出てしまうという事でした。当然だと思われるかもしれませんが、これは結構身にしみて感じました。テレビや新聞の報道と違い、施術を受けて下さる方の言葉は聞き流すことができません。自身の言動が軽率だったと反省する部分もあります。でも、実際に暮らす人々と言葉を交わせたからこそ、己の未熟さを知る事ができたのだと思います。
仮設住宅は狭く行動範囲は限られますが、地域で健康体操が実施されているようですし、個人的に近所を散歩したりと運動を心掛けている方もおり、健康への意識を垣間見る事ができました。むしろこちらの方が見習わなくては!と思う場面もありました。現地で関わらせて頂いた方々に深く御礼申し上げます。
施術は自分なりに精一杯頑張りましたが、内心、短時間で結果を出すのは難しいと思った場面では、先輩レンジャーがフォローして下さり、非常に心強かったです。有資格者として、まだまだ力不足だと痛感しました。気付いた事は今後、意識して改善に努めます。
集会所の隣にグラウンドが作られ、子供達が元気に遊ぶ姿に心が和みました。子供達の笑顔で、地域を明るく照らして欲しいと思います。

私は昨年度、反応点治療研究会の勉強会に参加していました。その時にご指導下さった舟橋寛延先生が、かつて阪神淡路大震災でボランティア活動をされたとの事でしたので、東日本大震災の直後は、活動経験のある舟橋先生に「私も何かしたい」と話していました。でも、いざはり灸レンジャーの活動が始まってみると、活動日が子供達の園行事や仕事の都合と重なり、参加を見送ってきました。
今年度は更に役が増え、反応点治療の勉強会にも行かなくなり、今更私に出番はないだろうと思っていたのですが、そんな私の気持ちを察したのでしょうか、今年7月に舟橋先生とお会いした際、どうすれば今回第6回目の活動に参加できるか、細かな助言まで頂きました。今回も子供の行事予定と重なっており、メールで情報を頂いた時は、スケジュール帳と照らし合わせて、半ば参加を諦めていたのですが、実際の会話での相手の言葉というのは背中を押してくれるものですね。その後、自分が本当にやりたい事を熱意を持って家族に打ち明け、今回ようやく家族が留守中の子供の世話を、行事も含めて引き受けてくれました。
家族を説得する際には、これまでに出会った多くの方々の言葉も私を支えてくれました。
震災から1年半が経つ中で、実際に現地に足を運んだ方から伺った被災地の現状、中にはボランティアへの心構えを説いて下さった方もいます。先輩レンジャーの活動記録も励みになりました。自分の行動を最終決定するのは自分ですが、自他共に認めるマイペースな私が動けたのは、皆様のお力添えのおかげです。本当にありがとうございました。

木村智美

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