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はり灸レンジャー第3回訪問(2012年3月)の報告 その二

東田仮設住宅

3月19日(月・祝) 山元町
宮城県の南部、福島県との県境に近い山元町を訪問しました。
2011年9月にはじめて訪れたのですが、
震災と津波で大きな被害をうけたNPO法人「ささえ愛 山元」さんの皆さんとの再会できました。
この日は職員さんの多くが出迎えて下さり、
まずこちらのデイサービスとおつきあいのある利用者さんのお宅に行きましょう、となりました。

そのお宅は仮設住宅です。
山元町は町の東側が太平洋に面していて、津波の大きな被害を受けました。
常磐線も駅舎、線路とも破壊されそのままの状態です。
家屋のうち全壊2200棟、半壊1000余。
これはさほど大きな町でない山元町にしてはすごい数です。
町のHPによると現在の世帯数は4,862です。
ちなみにお亡くなりになった方は600名をこえます。

「ささえ愛」さんを出て、町を西に向かうとゆるやかに高台になっています。
町の東側に甚大な被害が出たせいで、仮設住宅は西側の高台に点在しています。
そのうちの「東田仮設住宅」に到着。
「ささえ愛」の職員さんの案内のもと清水先生と舟橋が手分けしてお宅を訪問し治療しました。

舟橋が治療したAさんご夫婦は、がんらい障害もあった様子で、
しかもご高齢のため困難な生活をしいられている様子がうかがえました。
奥さんはもともと鍼灸治療の経験があったので喜んで受け入れてくださいました。
お話を聞くとその治療院もおそらく津波で流されたのではないか?とのこと。

このAさんは一代かけて稼ぎ立派なおうちを建てたそうですが、
津波で土台しか残らなかったそうです。
「おれは一生かけて何をしてきたんだろう、と思ったねえ」
とお話しされます。その無念たるや・・・
しかも住宅ローンはあと数年残っているそうです。
住む家はないのにローンだけは続くそのやりきれなさ。
そしてご高齢であるゆえに、再起をはかるのも容易ではありません。

清水・舟橋それぞれ3人ずつ治療し、仮設住宅にお住まいの方合計6人の方を拝見しました。
単純な腰痛や肩こりではなく、循環器など慢性疾患が目立ちました。
今後も関わりを持ちつつ、お付き合いしたいものです。

(つづく 舟橋)
 

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