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はじめてのアロマハンドマッサージ

こんにちは。ホワイト吉村です。
今回私は、はじめての試みとしてアロマハンドマッサージを行いました。
2012年9月にはじめて活動に参加したとき、「私はなにもできていない」というくやしさと同時に、「目の前の一人の人に喜んでもらえるなにかをしたい」という思いを強く持ちました。そして4回目となる今回の訪問でその想いが現実になりました。
鍼灸師の方々から、「治療していると、ぽつぽつと話をされる方が結構いらっしゃる」というお話をきいたとき、確かに自分自身も、治療で体に触れてもらうと、なんだか心がひらいて話をしてしまうなぁと思ったものです。
話をすることで自分自身で自分のことに気がつくことがあります。
私はこんなことを感じていたんだなぁと、自ら出てくる言葉によって気付かされます。
面と向き合って話をするのではなく、体に触れられてほっとしながらでてくる言葉を、その人自身にきいてもらいたいと思っていました。

初日に訪れた山元町の「ささえ愛山元」さんでは2名の利用者さんと4名の職員さんにアロマハンドマッサージを行いました。
「気持ちがいいね。床屋をやっていたとき、お客さんにマッサージをすることはあったけど、自分がこうしてやってもらうのははじめてだ。」
こんな風に、自分が感じる気持ち良さから、過去の自分も振り返る時間になったり。
「手をマッサージされたのははじめて。わ〜、手って、こんなふうに感じるんだね〜」
アロママッサージをうけると「体を感じる」ことができます。
普段「体を感じる」ときってどんなときでしょうか。
なんだかだるいな、あ〜つかれたな、あ、◯◯が痛い、、、
不調なときによく感じやすいのではと思います。

体が気持ち良い感覚。体が喜ぶ感覚。
こんなふうに体を感じてもらえるので、私はアロママッサージを受けるのもするのも大好きです。
2日目は入谷公民館で小さなお子さんをもつお母さんや、奏海の杜「にこまーる」の子どもたちにマッサージを行いました。
お母さん方はマッサージを受けてくださいましたが、ちらちらと振り返って見て、子どものことが気になるようでした。
ハンドマッサージは指から肘までを行います。左の前腕が張っている方が多かったので伝えてみると、「そういえば…いつも左腕で子どもをだっこしてますね。で右手では荷物をもって…」と苦笑いで話されました。
子育て。私は経験がありませんが、お母さん方を見ながら自分の時間をもつのが難しい時期なのだなぁと感じました。だからこそアロマで自分の体を感じる時間をもってもらえるとよかったのですが、子どもを他の部屋で誰かにみてもらうなどの環境作りを工夫しないと難しそうです。
にこまーるの子ども達は、マッサージをすると「気持ちいいな〜」「いいにお〜い」と話したり、スタッフの方に尋ねられて「気持ちいい」と答えたりしていました。小学生の子どもにマッサージするのははじめてのことでしたが、こんな反応があるのだと驚きました。私は肩が凝りはじめたのは大人になって随分経ったときで、それまではマッサージされても全く気持ちがよくありませんでした。なのでアロマハンドマッサージは子どもは気持ちよくないんじゃないかと勝手に思っていましたが、肩と手は違うのかも…と、新しい発見がありました。
3日目は石巻の「被災地障がい者センター石巻」で障がいのあるお子さんのお母さん方にアロママッサージを行いました。
利き手である右手が左手よりも筋肉がしっかりしているのはよくあることですが、よりしっかりしているという印象をもちました。
一人の方からこんなお話がありました。
「常に緊張している」と。
「お風呂にはいっているときも、子供が学校に行っているときも、寝ているときも、常に緊張している。だからこの感覚がすごく不思議!」とアロマハンドマッサージを受けながら言ってくださいました。
アロママッサージで体がゆるむ感覚をもったことで、普段緊張していることを自覚されたのかもしれません。
終わってから「幸せでした」と言われた方もみえました。

一方「震災関連で来ているの?じゃあいつか終わり(来なくなる)なんだよね?」という声です。
はり灸レンジャーとしての活動の目的のひとつが、「セルフケアができるようになる」です。
それは私たちがあくまでもボランティアだということ。訪問は年2回ほどで、常に患者さんのそばにいられるわけではないからです。
あくまでもセルフケアが基本であるということ。これは被災地に関わらず誰にでもいえることです。
私は「自分のからだの声をきく」というのはセルフケアにとってとても大切な要素だと思います。からだはとても正直なので、調子がわるければ痛みやつらさで教えてくれます。
からだの声。
きいているようできいていないことってあります。きいても無視したり。
そしてアロママッサージで体を感じることによって、からだの声をきけるようになると思っています。

今回訪問して、改めて感じたのは、「被災地」 「被災者」という言葉に対する違和感です。
被災地の暮らし、生活は続いています。
震災で受けたストレス、震災後の日々の生活のなかで感じるストレス。
これらを抱えながら、また解消しながら、日々暮らしています。
でもいつまでも被災地、被災者ではないはずです。爪痕は土地や建物や人々の心には残っていても。
今回このことについてはお聞きすることができませんでした。
今回はアロマハンドマッサージをさせていただけたことで自分がもらったもの、感じたものがとてもたくさんありました。
次回は今感じていることを少し伺ってみたいと思います。
そして今回感じた思いをもう少し広げ深められるような訪問にしたいと思います。

吉村美陽子

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