2016年12月の記事 (1/2)

第3回熊本訪問に参加して

こんにちは、レンジャーピンク森川彩子です。
私にとって2回目の熊本入りとなった今回は、前回繋がりのできた町に再訪問しました。
8月に続いての訪問で、あまり日も経っていないので、はり灸レンジャーを覚えていて下さる方も多く、うれしい再会もできました。

益城町では、仮設に移られてまだ3ヶ月、前回は避難所生活を送られていた方々への施術ができました。
前回の避難所の時も感じましたが、活気があり、仮設の集会所に人の集まりやすい環境ができていました。
活気のある環境づくりはなかなか難しいことなのだそうです。
前回より解体作業が進んだとはいえ、ブルーシートが多く残り、生活の立て直しにはまだ時間がかかります。
日々の仕事や、住めなくなった家の片づけにも追われる毎日です。
住民同士で相談して方針を決めたり、楽しんだり、繋がりを作ることに手が回らないのも想像ができます。
ここでの環境づくりをされた住民皆さんのご尽力と、それを支える方々のご努力の賜物なのだと感じました。

御船町では町のイベントと重なったこともあり、お伺いした仮設では施術できた方は多くありませんでした。
でも前回受けられた方が、
「顔を見に来たわ」と来られたり、
「若いもんはみんな出かけとるから、昼間は暇で仕方ない」とおしゃべりに来られる方も。
熊本の方の気さくな明るさを感じました。
また、嬉しいことに地元の食堂の方が鍼灸を気に入られて、お店を治療の場として提供してくださり、思わぬ大盛況となりました。
ご自身も被災されながら、地元を支えようと力を尽くされている方々のしなやかな対応に驚き、またとても有難く思いました。

避難所が閉鎖され、暮らしの場が仮設に移れば、コーディネートに入られていた緊急支援団体も
その役割を地元の方々に任せていかなくてはなりません。
自宅とは違う仮設住宅で迎える冬の対策や、住んでみて初めてわかる問題の対策も必要です。
住民同士で協力したり、話し合える環境がなくては、暮らしが立ち行きません。
酷なのですが、これからさらに被災された方々ご自身のパワーが必要になるだろうと感じました。

一方で熊本の方々の明るさ、しなやかさに希望を持ちました。
お話をさせて頂くと、こちらが元気になってしまうこともしばしばでした。

でも疲れが溜まっていては、身体も思うように動きません。
思うように動けなければ、思考もネガティブになりがちです。
疲れが取れて身体が元気であれば、力も湧いてきます。
鍼灸と、お伝えしているセルフケアで、少しでも身体が癒えて、毎日を過ごす力が湧いてくれればと願います。
 
201611森川彩子先生